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「アンコールワットとIT技術」―――第2回「IT技術と文化遺産」研究会(2002年1月) アンコールワットとIT技術 第2回「IT技術と文化遺産」研究会
2002年1月9日 この研究会は、IT(情報技術)などを文化遺産の調査・研究・保存修復作業の現場でどのように使用するか、また応用できるか、その可能性はどうであろうかを探る産学共同の研究会であります。 IT化の波は大げさに言えば産業革命に匹敵するほどの社会・経済・文化に大きな変革をもたらしつつあります。これまでの文化遺産の調査・研究の方法が、ITなどを活用することにより精密で膨大な情報量が多くの関係者に共有されることが可能になってきています。 利用可能なIT関連の技術としては、三次元CAD(コンピュータ支援設計)、CG(コンピュータグラフイック)およびGPS(Globa1 Positioning System一一一人工衛星の発信した電波を捉え、緯度や経度など位置を検出する全地球航空測位システム。精度は1メートル以内)とかレーザー測量技術、さらには、膨大な情報を圧縮蓄積するデータベース・アーカイブ、そして、そうしたものをインターネットなどを使って共有したり、公開する技術など、多岐にわたっています。これらの利用可能な技術を文化遺産の修復保存から始まって、それらの情報を共有し、公開するまでの広範囲な課題に対して、どのよう取り組みをすれば良いのかを探るのが、この研究会の目指す目的の一つであります。 今回は、とくに、こうした先駆的な試みと言われる、日本の国宝仏像(広隆寺、東寺、薬師寺、新薬師寺、平等院)の高精細画像撮影を行い、それをデジタル化し、そのためのデータベースの開発を行うと同時に、その情報をネットワークを経由で閲覧するというプロジェクトを経済産業省と文化庁の支援を受けて進めてきている富士通の子会社の(株)PFUの担当の方をお招きし、その実態をご紹介していただくことにいたしました。 発表者略歴: 21世紀に向けて文化遺産分野でITをどのように適用することかできるのかなど将来の方向性を探るのに参考になると存じます。 司会 石澤良昭 上智大学教授
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